最高のVTにのみ生産する特別なワイン
かすかにフレッシュでミネラルなタッチ
ファットリア・パガーノ アンゲルス・ファレルノ・デル・マッシコ・ロッソ 750
Fattoria Pagano Angelus Falerno del Massico Rosso
■商品情報

最高のVTにのみ造る特別なワインで、天候に恵まれなかった'13VT、'14VTは造っていません。仕立てはコルドーネ・スペロナート、裁植密度5,400本/haです。10月20〜28日に、15kg入りの小さなケースを使い、畑で選別しながら手摘みで収穫します。果皮や種までしっかりと熟していることが重要です。収量は低く1ha当たり4〜5トンです。品種ごとに醸造します。ステンレスタンクで発酵させ、7〜12ヶ月熟成させた後ブレンドし、225Lのフレンチオークの新樽に移し、最低18ヶ月熟成させます。深みのある濃いルビーレッド、洗練されたアロマの中にプラム、さらにチョコレートやカカオ、タバコを思わせる香ばしい香りが感じられます。しっかりとした骨格がありますが、同時にエレガント、口に含むと南のワインらしい温かみがあり、とても滑らかです。かすかにフレッシュでミネラルなタッチが感じられます。アンゲルスは、アンジェロのラテン語読みです。アントニオが8歳の頃に亡くなった父の名前を、このワインに付けました。また、息子の名前でもあります。イタリアでは祖父の名前を孫につける風習があり、父から自分、そして息子へ、過去と未来をつなぐ象徴となるワインです。ラベルの絵は、マルツィアーレ（古代ローマの詩人）です。
■生産者情報
ファットリア　パガーノは、2001年にアントニオ　パガーノによって設立されました。「ファレルノ」と呼ばれるこの地で産するワインは、高い品質から古代ローマの皇帝や貴族達にもてはやされ、また富の象徴とされました。その後、歴史上から消えていましたが、1970年代に復活しました。アントニオもぜひこの土地でワインを造りたいと願い、その夢を実現させました。現在は息子のアンジェロが中心となりワイン造りを行っています。「ファレルノ　デル　マッシコの生産者達は皆、その歴史的、文化的価値をしっかりと自覚しています。現在も2000年前の古代の人々と同じように、手間を惜しまず、最高のワインを造りたいと考えています」という言葉にワイン造りの哲学が表れています。